tantan12

日記

2025年4月9日 水曜日

昨夜は、「アマプラ」なる座敷にて、「グランチェスター 牧師と刑事の殺人捜査」と申す英吉利(イギリス)の連続物語を拝見いたした。第一の巻を通して見終え申したが、まこと見応えのある一作にて候。主人公は牧師にてあらせられるが、戦の後遺症ゆえに深酒...
日記

2025年4月8日 火曜日

半世紀と少し前のことでござる。拙者が中学校の門を初めてくぐった入学式の日、一つだけ今なお心に残る場面があり申す。壇上にて、小学校時代の校長殿が祝辞を述べておられた。恐らくは来賓として招かれておったのだろう。話の折、「今日、四月八日はお釈迦様...
日記

2025年4月7日 月曜日

先日、茶飲み話の折に、認知症の話題となり申した。ある者が申すには、頼みごとを何度しても果たされず、「おかしい、何か変だ」と思うたところ、後にその人が認知症とわかり、ようやく腑に落ちたとのこと。拙者にも、似たような出来事がござった。ある折、用...
日記

2025年4月6日 日曜日

拙者が手首に巻いておる時計――Apple Watch――も、長らく連れ添ってきたゆえ、どうにも近ごろは息切れを見せるようになり申した。なので旅の折などは、充電の縄(ケーブル)を持参して給電しておるが、なぜか満ち足らず、四割程度にて充電が止ま...
日記

2025年4月5日 土曜日

今朝方、電車に揺られておるときのことでござった。ふと目をやれば、正面に座る御仁が拙者と同じ模様の草履――いや、現代風に申せば「靴」を履いておられた。「おお、珍しきこともあるものよ」と一瞬思うたが、すぐに気が付いた。何のことはない、近ごろ拙者...
日記

2025年4月4日 金曜日 清明

本日、暦の上では「清明(せいめい)」――春分を越えて、草木の芽吹きもいよいよ明るさを増す頃とされておりまする。されどこの「清明」という節気、言葉としてはなかなか耳慣れぬもの。たとえば「今日は立春ですな」などと申す人は時折おれど、「今日は清明...
パソコン・スマホ

Kindle本を削除する方法

本を買って、この本買ったのは失敗だったというときに、紙の本は古本として買い取ってもらう選択肢がありますが、Kindleの場合はそれができません。そのままにしておいてもよいのですが、アイテムが表示されているだけで邪魔に感じるときはデバイスから...
日記

2025年4月3日 木曜日

世の中には、いつしか「高齢者はパソコンが苦手」という言葉が、さも当然のごとく流布いたしておりますが、拙者は――それはやや違うのではないかと愚考仕っており候。そもそも、今の「高齢」と呼ばれる御仁らは、若き頃よりすでに機械と向き合って生きてこら...
日記

2025年4月2日 水曜日

車を手放して以来、足に頼る暮らしとなり、歩く道すがら自然と足袋(くつ)の底も擦り減るというもの。されば本日、馴染みの「ワークマン」にて、新しき一足を求めてまいりました。このたびの靴のことにて、ふと頭をよぎりましたのは、夏目漱石の『門』に登場...