日記 2025年5月3日 土曜日 ここ二日ほど、日々の散歩の折に、道すがら近くの職人道具の店――「ほーむせんたー」と申す――に立ち寄り、草花や菜の苗などを眺めており申した。色とりどりの花の苗や、さまざまな野菜の苗が並び、目には楽しきものながら、拙者が手を出すは、例年通り「小... 2025.05.03 日記
日記 2025年5月2日 金曜日 近ごろ、「すきまばいと」なる言葉を耳にいたし申した。どうやら、ほんの合間の時を使い、ちょいと働いて銭を得るという新しき働き方らしく、世はずいぶんと移ろうたものよと、感心するやら驚くやら。空いた時間を巧みに使うとは、まこと器用なる者たちよのう... 2025.05.02 日記
日記 2025年5月1日 木曜日 今朝方、あまぷらなる映し絵の集まりにて、一編の異国の芝居を見申した。題は――「元彼に未練のあるわたし」と申すとか。なるほど、名からしてすでに騒々しき情景が目に浮かぶようで、拙者、興味半分に選び申した。案の定、内容はまさに「どたばた喜劇」とい... 2025.05.01 日記
日記 変わり映えしない日々の日記 2025年5月 五月こそは、空晴れ渡る爽快な日々が訪れるであろうと、淡き期待を抱いておったが、いざ迎えてみれば、やはり晴れ間は少なく、むしろ寒き日すら混じっておった。なかには、月の末に至っても、昼なお寒く、十三度などという日もあり、これにはさすがに身体がつ... 2025.04.30 日記
日記 2025年4月30日 水曜日 しばらく離れておった「ぱいそん」とやらに、ふたたび挑んでおり申す。されど、なにぶん手の不如意――すなわち、打つ手、すなわち「たいぴんぐ」と申すものが、どうにも拙く、思うように進まぬのが悩みの種にて候。あまりに誤り多く、これはいかんと、今さら... 2025.04.30 日記
日記 2025年4月29日 火曜日 先日、うっかり珈琲をこぼしてしまった袋物――「ばっく」と申すが、これを丸ごと手洗いいたしたところ、みちがえるほどにきれいになり申した。これに気をよくし、他の袋物もついでに洗うことといたし候。今回は、素地が「ぽりえすてる」や「ないろん」といっ... 2025.04.29 日記
日記 2025年4月28日 月曜日 「町内会」とやら、いずこの地にも存するものと聞き及びまする。拙者の住まいする所にもこれありて、なかでも「班長」なる役目が、十年に一度ほど巡ってまいりまする。その務めと申せば、回覧板を回し、町会費やら募金の銭を集め、市より届く広報の紙などを配... 2025.04.28 日記
日記 2025年4月27日 日曜日 今朝がたのことにて候。食の卓にて、箱形の文机――すなわち「ぱそこん」なるものを広げ、あれこれしていたところ、ふと脇見をいたした拍子に、腕が茶のみの器――それも「まぐかっぷ」なる大ぶりの湯呑に触れてしまい、熱き珈琲を盛大にこぼしてしまい申した... 2025.04.27 日記
日記 2025年4月26日 土曜日 ちょいとした外出の折にも、拙者はたいてい背に「りゅっく」とやらを負うて出かけることが常にて候。とはいえ、銭入れを出すたびに背からごそごそと探るのは、少々気が引け、見た目にもあまりよろしくない。されば、近頃は銭入れや「すまほ」を、小さき袋――... 2025.04.26 日記