日記

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2025年4月17日 木曜日

このところ、年に一度ばかり、「大人の休日倶楽部パス」なる切符を手にし、小さき旅に出るのが、拙者のささやかな楽しみとなり申した。五日間にわたり、新幹線にも乗り放題という、まこと贅沢な通行手形にて候。拙者の場合、毎日その日のうちに帰る「日帰りの...
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2025年4月16日 水曜日

このたび、空いた時のためにと蓄えておいた映像の中より、「ロスト・キング 五百年越しの運命」なる異国の物語を観申した。電車に揺られておる折や、ふと時の間が空いたときに備え、「アマゾン」とやらの板(タブレット)に、いくつか物語を忍ばせておるのが...
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2025年4月15日 火曜日

近ごろ時折、目にいたすのは「個人情報入りの箱(=パソコン)を紛失せり」という報せにて候。本日も、また一件、その類の報知を見かけ申した。思うに、このような事案、表に出るものは氷山の一角に過ぎぬのではあるまいか。報道されぬまま、ひそかに処理され...
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2025年4月14日 月曜日

昨夜、「Amazonプライム」なる映像の座敷にて、「パリタクシー」なる仏蘭西の映画を拝見仕り候。物語の発端は、九十二歳の婦人、名をマドレーヌと申す。その日、彼女は老人の住まう館へと移るため、ひとつの駕籠──今の言葉で申せばタクシー──を呼び...
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2025年4月13日 日曜日

本日は一日を通して空曇り、陽の光も姿を見せず、いささか陰鬱な空模様にて候。気温は十八度まで上がったとは申せ、風が強く吹き渡り、肌に触れる空気は冷ややかに感じられ申した。今宵は満月の夜とのこと。しかしながら、空は一面の雲に覆われ、玉兎の姿は拝...
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2025年4月12日 土曜日

本日は、「Windows」とやらが入った機械に、「Linux」という名の仕組みを入れ直す作業に挑み申した。されど、この手の作業、拙者にはそう易々とは参らぬ。うっかり説明を読み飛ばし、進めてしまった結果、二度もやり直し、ようやく三度目にして事...
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2025年4月11日 金曜日

本日、拙者は生まれて初めて、「生成AI」なる賢き道具に、ひとつの計算の式――単位換算の小さき仕組み――を作ってもらい申した。いわば、算用のための細工を一瞬にて拵えてくれた次第。ただの帳面ではござらぬ。なんと、仕組みそのものはもちろん、それが...
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2025年4月10日 木曜日

今週より、田中美佐子殿が自転車にて各地を巡るという「こころ旅」なる番組が、再び始まった由。今週は南国・日向の国、すなわち宮崎の景色を届けてくれておる。拙者は録画という術を用い、午後のひと段落ついた頃に、湯呑み片手に静かに鑑賞いたしております...
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2025年4月9日 水曜日

昨夜は、「アマプラ」なる座敷にて、「グランチェスター 牧師と刑事の殺人捜査」と申す英吉利(イギリス)の連続物語を拝見いたした。第一の巻を通して見終え申したが、まこと見応えのある一作にて候。主人公は牧師にてあらせられるが、戦の後遺症ゆえに深酒...