日記

日記

2024年12月5日の日記 青春18切符

このたび「青春十八きっぷ」と申す、JRの普通・快速列車を乗り放題とする切符の使い勝手がいささか変更されたと聞き及び、あらためて心得をまとめ申した。これまでの十八きっぷは、一人で五日分使うもよし、仲間と分かち合い用いるもよし、日を飛ばして旅の...
日記

2024年12月4日の日記 吾妻鏡 ― 鎌倉幕府『正史』の虚実

このたび「吾妻鏡 ― 鎌倉幕府『正史』の虚実」と申す書を拝読仕り候。藪本勝治殿の著にて、中公新書より世に出されしものにござる。源頼朝公の挙兵にはじまり、平家追討、奥州合戦、さらには比企氏の乱、和田合戦、実朝公暗殺、承久の乱、宝治合戦に至るま...
日記

2024年12月3日の日記 メモ

拙者、もとより「成すべきことはすぐに成すべし」との心得にて、これまで心がけて参り申した。されど、ある程度年を重ねしのちには、いかに些細に見ゆる事柄とて、あえて急がず後回しにすることも増え申した。拙速にて失敗を重ねし経験より、まずは一度間を置...
日記

2024年12月2日の日記 史実を歩く

このたび、「史実を歩く」という書を拝読仕り候。吉村昭先生の筆になるもので、文春新書より平成十年の刊行にて候。世に小説を書かんとする者、まずは資料に当たり、土地を踏み、人の話を聞くということは、いわば当然の務めにござろう。されど、この吉村先生...
日記

2024年12月1日の日記 かたき討ち ― 復讐の作法

このたび、「かたき討ち ― 復讐の作法」と申す書を拝読仕った。氏家幹人殿の筆によるもので、中公新書より出ておる。敵討ちにまつわる様々な実例、ならびに当時の見聞者による所見など、誠に興味深き内容にてあった。ひと口に「かたき討ち」と申しても、実...
日記

2024年11月30日の日記 視力

若いころは、視力というもの、なかなか良い方にござった。されど、三十の坂を越えたあたりより、どうも怪しくなり申した。そして、四十に入ったころには、免許の更新が気がかりになり、ついに眼鏡屋に足を運ぶこととなった次第。検査の際、店の者は「運転には...
日記

2024年11月29日の日記 眼が赤くなる

拙者、何年かに一度ばかり、ウサギでもござらぬに眼が赤くなることがござる。初めてそのようなことが起こったのは、もう何十年も前のことであった。ある朝、右の白目が真っ赤に染まっておった。こりゃ尋常ならざると、鏡をのぞいて肝を潰した。いわゆる充血と...
日記

2024年11月28日の日記 フロスト警部

書棚より、かつて読みし「フロスト警部」を取り出し、また手に取り候。作者はR・D・ウィングフィールド、訳は芹澤恵殿、東京創元社の名作にてござる。この物語、イギリスの警察を舞台とし、主人公のフロスト警部は、まことに型破り。いや、型など最初から持...
日記

2024年11月27日の日記 来訪者

「ピンポン」と鳴るも、いまや「朋あり遠方より来る」などという風雅なことは、まずござらぬ。近隣の顔見知りならいざ知らず、大方は商いか、あるいは宗教に関わるものである。このような折、拙者は一言「買う気はござらぬ」と申せば、大抵は礼もそこそこに立...
日記

2024年11月26日の日記 現代語訳 福翁自伝

『現代語訳 福翁自伝』を読申した。齋藤孝殿による編訳、ちくま新書の一冊にて候。若き折、ある御仁の家にて本棚を眺めておったところ、福澤諭吉の全集なるものが整然と並んでおるのを見て、「これほど大量の文を、ひとりの人間が生涯に書き上げたとは…」と...