日記

2025年5月21日の日記 土産

拙者もこの齢となりては、いずこかへ出向いたとて、土産物のたぐいを買い求めることも少のうなり申した。というのも、親父殿が亡くなりし折、遺品をあれこれと始末いたした折に思い知ったことでござるが――いかに本人にとっては思い出深き品なりとて、いざ残...
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2025年5月20日の日記 橋幸夫殿

橋幸夫殿という御仁――唄の道にて名を馳せたお方にて候――そのお方が、このたび認知症、アルツハイマーと申す類の症に罹りしことを、みずから明かされたとの由。されども、なお唄の道を続けられるとのこと――まこと、気丈なお方にて候。この先、さぞや御苦...
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2025年5月19日の日記 大人の休日倶楽部パス

さてさて、年も巡りて、またもや「大人の休日倶楽部パス」の切符が売り出される頃合いとなった。新幹線も含め、五日間、乗り放題にて一万八千円ほどとか。まこと破格でござる。拙者もその切符にて、五日続けて関東近辺を巡る心づもりにてござる。なれど、旅と...
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2025年5月18日の日記 目の具合

この齢となれば、目のほうもそれなりに草臥れてまいりましてな。日々、遠目にてはなんら不自由はござらぬゆえ、テレビを眺めたり、スマホを見たり、普段の暮らしに難はござらぬ。されど、近ごろは細かき文字がどうにも見えづらくなりましてのう。品物の箱や袋...
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2025年5月17日の日記 物書同心 居眠り紋蔵

なかなか面白き時代小説がござってな、「物書同心 居眠り紋蔵」と申すシリーズにて、筆を執ったは佐藤雅美(さとう・まさよし)殿。なんでも、直木賞を受けた腕利きの作家とか。この紋蔵どの、南町奉行所の「例繰方」なる役目にて働いておる。これは、過去の...
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2025年5月16日の日記 花粉症

花粉とやらに悩まされる季節も、ようやく峠を越えたかと存じ、先月いっぱいをもって、医師殿より賜った薬も使い切り申した。これにて終いと思うておったが、まだいくぶん、症状があるようでのう。とは申せ、目が少々しぶく感じること、そして日中に一度か二度...
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2025年5月15日の日記 コロナ禍

あれは、ついこの間のことと申しても、世が騒がしゅうなった疫病――「コロナ」とやらが広まった折の話にござる。その折には、「不要不急の外出は控えよ」と、まことにものものしきお触れが世に出され、町も人もすっかり息をひそめるようであった。かくなる状...
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2025年5月14日の日記 ストーブ

日毎に陽気も緩み、春めいてまいりましたが、朝晩の冷え込みはなかなかどうして、未だ肌を刺すごとき寒さが残っておりましてな。されど本日――ついに一日を通して、ストーブを焚かず、火の気なしで過ごした初めての日となりました。拙者ひとりのことを申せば...
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2025年5月13日の日記 庭

今週は、気温が二十五度を超える日もあるとのことで――そろそろ頃合いかと、エアコンの室外機の覆いを外し、軽く試しに動かしてみ申した。思えばこの冬は、例年にない大雪に見舞われ、かの室外機なる物体が雪の下に埋もれ、拙者、自ら二度までも掘り出す羽目...
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2025年5月12日の日記 送球部

昨日のことでござる。所用にて電車に揺られておりました折、突如として若き者どもが大勢、乗り込んでまいりました。揃いのジャージに、「送球部」なる名が染め抜かれており、さて、これは何の道に通ずるものかと、少々気になりましてな。その場にて、スマホを...