2025年4月24日の日記 断捨離

日記

かつての頃、我、手元の品々を断ち捨てる「断捨離」とやらに励みしことがある。死して後、我が家にガラクタ山積なれば、片づける者に難儀をかけるやもしれぬ――かように思ったがゆえになった。

されども、親の遺した品を一つひとつ見定め、選り分けてまわった折のこと、あの作業の苦労は並大抵ならずとも、思いがけぬ発見あり、時には懐かしき想いにも触れ、楽しき側面もあったこと、今さらながら思い出された。

このような次第にて、なるたけ身辺を整えておくは肝要なれど、あまり無理をしてまでやるものでもなし。残ったものは、あとに続く者に任せるもまた一つの道、と、今はそう考えるに至りた。

さて、本日は朝より晴れ渡り、気温も久方ぶりに二十度に達し、いささか春めいた陽気となった。町なかをぶらぶらと歩いておれば、あちこちに咲き誇るソメイヨシノの花、目に鮮やかに映りて、心ほころぶひとときであった。