アマゾンプライムビデオで、「ボディ・オブ・プルーフ」を見ておる。今、シーズン3の終わり近くまで観たところじゃ。拙者はミステリーは好きじゃが、検死官や法医学の方面はちと苦手でござる。苦手ではあるが、まったく観ぬわけではない。
このドラマの主人公は、フィラデルフィア検死局に勤務する女性検死官、ミーガン・ハントである。ダナ・デラニーが演じておる。この御仁は「デスパレートな妻たち」にも出ておったな。
ミーガン・ハントは「私は間違わない」と自信満々じゃ。妥協せず、人間関係が悪くなっても自分が正しいと思ったことを貫く人物として描かれておる。されど、他人にはいと厳しいのだが、自分や身内には甘いところが随所にみられる。よくあるタイプじゃな。
観はじめてすぐに、こんなことがあるのかと思った。ハント検視官が、警察の捜査に参加し、容疑者を直接問い詰め、刑事と一緒に街中を駆け回ることじゃ。
検索してみたら、米国の検視官は独立性が高いなどと書いてあったので、そういうことがあり得るような気がしたのじゃが、念のためにGemini殿に尋ねたら、ハント医師の行動は「ドラマならではの演出(作り話)」だと、明確に否定されてしまった。ハント医師のような「型破りで優秀な専門家が、組織の枠を超えて活躍する」という設定が視聴者に受けるので、他の法医学ドラマでもそういう傾向があるとのことじゃ。
まあ、ドラマゆえ、そのほうが、ただのお役所仕事を見せられるより、ずっと楽しい。それで良いと思う。ということで、面白いドラマじゃ。
今朝はこの冬初めての本格的な雪かきでござった。除雪車が持ってきた雪が重くて大いに難儀であった。
