昔、ハロウィンみたいなロウソク貰いがあった

日記

2026年10月17日の日記

今月末はハロウィンということで、少し前から、いくつかの店で、カボチャをくり抜きぬいた物が置かれているのを見かけた。

異国では、このハロウィンの日に、子供たちが家々を訪ね、「トリック・オア・トリート」と唱えて、キャンディーなどを貰う習わしがあるという。

「トリック・オア・トリート」は「菓子を呉れねば、いたずらしてやるぞ!」という意らしいが、実は、私が幼少の頃、これに似た催しがあった。何という催しかは忘れてしまった。

それは、夏の暑いころだった。子供たちが集団で近隣を回って、「ロウソクケネバカッチャクド(ロウソクを呉れねば引っ掻くぞ)」と唱え、ロウソクを貰い歩いたのだ。70年以上昔のことになる。

それは、村の祭で用いるロウソクを調達していたのだ。村の祭りに、子供たちも一役を担っていたのだ。集めたロウソクを神社の境内に持ち運び、その場で、褒美の赤飯をごちそうになった。

この行事は、私が小学校に入った頃、学校から禁止令が出た。なぜ禁止されたか私の記憶には無いが、後に父から聞いたところでは、「カッチャグド(引っ掻くぞ)」という言葉が乱暴なので止めさせたい、と小学校の校長から集落の総代に相談があったのだという。

私はずっと、その行事を忘れていたが、ある時、テレビを見ていたら、北海道に「ローソクもらい」という催しがあると紹介されていた。今でも続いているのかと驚いた。北海道では「ロウソク出ーせ出ーせよ」と唱え、訪ねられた家ではロウソクではなくお菓子を出すのだとか。時代とともに照明用のロウソクが不要となり、ハロウィンに近い形で存続しているようだ。

今日のメモ

今日は昨日みた天気予報では晴れマーク一色だったのだが、曇りがちで風が強い一日だった。山は紅葉が綺麗だそうだが、さぞ寒かったのではないだろうか。