iPhoneとパソコンの「クイック共有」とはどういうものか?

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クイック共有とは

iPhoneで撮った写真は、設定しておけばパソコン(私の場合はChromebook)に同期されるのだが、諸事情から同期のタイミングが遅いこともあるし、出先にいるときに、ギガの消費を節約するために、写真については「Wi-Fi接続時のみ同期」の設定をしている人もいる(私など)。そうしたときに、すぐにパソコンに写真を取り込む必要が生じたときに利用できるのが「クイック共有」の機能だ。

iPhoneに「Google アプリ」がインストールされていれば利用できる。

クイック共有の手順

ステップ1:Chromebook側の準備

まずはChromebookで設定する。

  1. 画面右下の「時刻」が表示されている部分をクリックし、歯車アイコン(設定)を開く。
  2. 左メニューの 「接続済みのデバイス」 を選択する。
  3. 「クイック共有」 をオンにする。
  4. 「デバイスの公開設定」 をクリックし、「全員」(または「連絡先」)に設定する。
    • 「全員」にした場合、セキュリティ上「全時間」ではなく「10分間のみ」にしておく。

ステップ2:iPhone側の操作

iPhoneから写真を送る。

  1. iPhoneの 「写真アプリ」 を開き、送りたい写真を選択する。
  2. 左下の 「共有ボタン(上矢印のアイコン)」 をタップする。
  3. アプリの並びから 「Google アプリ」 を探してタップする。
    • 見当たらない場合は、一番右の「その他(…)」から追加する。
  4. メニューの中にある 「クイック共有」(または Nearby Share)をタップする。
  5. 付近にあるデバイスの検索が始まる。自分のChromebookの名前が表示されたら、それをタップする。

ステップ3:Chromebookで受け取る

最後に、Chromebook側で「承認」する。

  1. Chromebookの画面に「〜がファイルを共有しようとしています」という通知が出る。
  2. 「同意する」 をクリックする。
  3. ダウンロードフォルダ(または指定した場所)に保存される。

うまくいかない時

  • Bluetoothと位置情報: 両方のデバイスで「Bluetooth」と「位置情報(GPS)」がオンになっているか確認する。
  • 距離: デバイス同士を3メートル以内に近づける。
  • Wi-Fi: 同じWi-Fiネットワークに接続していると、より高速に転送できる。

数枚だけ今すぐChromebookで使いたい時は、この「クイック共有」が一番スピーディーだ。

デザリング中は

「クイック共有」は、インターネット回線(4G/5G)を使ってファイルを送るのではなく、デバイス同士が直接「Bluetooth」で相手を探し、「Wi-Fi Direct」などの技術を使って直接通信を行うため、テザリング(インターネット共有)を利用している状態でも、「クイック共有」は利用可能だ。

ただし、次の点に留意する。

  • iPhoneでテザリングを親機(発信側)にしている場合:ChromebookがそのiPhoneのテザリングに繋がっている状態でも、クイック共有は機能します。ただし、通信が不安定な場合は、一度テザリングをオフにして、両方のデバイスのWi-Fiを「オン」にするだけ(どこにも繋がない状態)にすると、より確実に繋がる。
  • 通信料(ギガ)の消費:クイック共有での転送自体はデバイス間の直接通信なので、テザリングのデータ通信量を消費することはない。 大きな動画などを送っても、月々のギガが減る心配はないのが利点だ。
  • Bluetoothと位置情報は必須:テザリング中であっても、iPhoneとChromebookの両方で「Bluetooth」と「位置情報」が有効になっている必要がある。
  • テザリングの影響でデバイスが見つからないことがある:一時的にテザリングをオフにする:共有の瞬間だけテザリングを解除し、双方のWi-FiとBluetoothをオンにした状態で試すと、干渉が減って成功率が上がる。