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2024年11月5日の日記 神も仏も大好きな日本人

このたび「神も仏も大好きな日本人」と申す書物を読了仕り候。島田裕巳どのの筆によるもので、ちくま新書より出でたる由。その題名に惹かれ、つい手に取った次第にて、なにぶん拙者も題のとおり、神仏ともにこよなく敬う者ゆえ、まことに興味深く拝読いたし候...
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2024年11月4日の日記 元禄御畳奉行の日記

先般、『元禄御畳奉行の日記――尾張藩士の見た浮世』なる書を読み申した。神坂次郎殿の筆によるもので、中公新書より出でたる書にござる。少し前に、『幕末単身赴任下級武士の食日記』という、これまた風変わりにして興味深き書を読んだ折、「あれ、『元禄御...
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2024年11月3日の日記 コンピュータ

若き折、我が勤め先に、コンピュータなるものが導入され申した。されど、社内にその道に通じた者もおらず、何事も業者へ任せきりという体たらくにござった。拙者、一応その係を仰せつかりはいたしたが、なにぶんコードなるものを一行たりとも書けるわけではな...
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2024年11月2日の日記 古代出雲

このほど、水木しげる先生のご著作『古代出雲』を拝読いたし候。角川文庫より、平成二十七年六月二十五日に初版発行と記されておる。水木先生は、山陰のご出身と聞き及ぶが、なるほど出雲の神話にはひとしおの思い入れがあらせられたのであろう。古事記を根に...
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2024年11月1日の日記 パスワード

あるネットにて、やたらと「汝のパスワード、古し」と申して参る。頻繁にパスワードを改めよと催促してくるものあるも、つい放っておいてしまう次第にて候。そもそも、近頃は「二段階なる認証」なる仕組みが普及しておる。たとえば別のナンバーを別途送りつけ...
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2024年10月31日の日記 貧乏大名やりくり物語

このたび、「貧乏大名やりくり物語――たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘」なる一書を手に取り候。著者は山下昌也殿、講談社プラスアルファ文庫にて刊行されし由。まこと、興味深きはその由緒にて候。足利将軍家、すなわち室町幕府の栄華を今に伝える末流...
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2024年10月30日の日記 愛犬

拙者、かつて犬を飼いおり申したが、その愛犬が亡くなった折、これより先、犬は飼うまいと固く心に決め申した。年も年にて候えば、新たに犬を迎えても、果たしてどちらが先に逝くか分からぬと案じたゆえのことにて候。犬はもはや家族同然の存在にて、老いれば...
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2024年10月29日の日記 喫煙

拙者も年を重ね、あちこちに不調を抱える身となり申した。されど、これで煙草なぞ嗜んでおったならば、今頃はさらに悪しき身体となっておったに相違あるまい。拙者がまだ幼き頃――親も、親類も、家に出入りする男衆は皆、もくもくと煙を吐いておったわ。女と...
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2024年10月28日の日記 幕末単身赴任 下級武士の食日記

近頃、読了いたした一冊の書物について、少しばかり筆を執ってみとうござる。書名は『幕末単身赴任 下級武士の食日記』、著者は青木直己殿、ちくま文庫にて刊行されしものでござる。この書は、紀州藩にて「衣紋方」――すなわち殿のお召し物を司る役目を仰せ...
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2024年10月27日の日記 セルフレジ

近頃は、買い物に出向いた折には、なるべくセルフレジなるものを使うよう心がけており申す。他人任せにせず、己が手で一つ一つ品を読み取らせるという作業、これがいかにも気持ちよく、終われば小さきながらも何か一つ務めを果たしたような、達成の心持ちがい...