2025年12月12日の日記 温泉浴場

日記

日帰りの小旅行が趣味の一つだと書いたことがあった。つい先日も行ってきたのじゃが、その折、日帰りの出先で温泉に入るのは、特段の理由あるときを除き、もうこれでお終いにしよう、と思ったのじゃ。

浴場施設が鄙びていようが、多少不潔であろうが、拙者はそういうことはあまり気にせぬ方じゃ。されど、客のマナーについては、声にはせぬが内心穏やかならぬことが多々ある。多様な人が集う場所であるから、少々のことは受け入れねばならぬことは分かっておる。許容力が足りなくなってきたのは拙者の齢のせいであろう。

しかし、日帰り温泉を止めようと思い定めたら、それはそれで、幾つもの利点があることに気がつき申した。

まず、健康上の問題じゃ。これも前に書いた記憶があるが、日帰り温泉で気分が悪くなって危うく救急車に乗るかと覚悟したことがある。体調が悪いときには温泉はよくない。まして、あの時より更に歳を取っておる。いずれ止めたほうがよいと思いながら、銭湯代わりに行っていたのを止めたのじゃから、たまに行く日帰り旅行くらい温泉を入れたほうが愉快であろうと考えて、日帰り旅を考えるときは温泉を必須にしていたのじゃ。今の時点でやめれば、少なくても温泉場で倒れて人様に迷惑をかけることが防げるであろう。

次に、日帰り旅の時間割が改善される。時間が限られた日帰り旅では、温泉を一つ入れようと思うと、実はだいぶ時間が窮屈になっておったのだ。これを除けば、もっと楽に日程を組めることになる。駅のベンチやカフェで、Kindleを片手にひと休みする時間、拙者にとって至福のときであるが、これを増やすことが出来るのじゃ。

そして、持ち物が少なくなる。湯に入ろうと思えば、フェイスタオルにバスタオル、石鹸やシャンプーなどの風呂道具、それに替えの下着も必要だ。少しでも荷物が少なくなるのは好ましいことである。

ちょうど、旅の態様も歳に合わせるべきだ、と思っていたところでもある。温泉場の嫌な出来事はきっかけの一つでしかない。

今日は、途切れながらほぼ一日中雪が降っておった。幸いにして量はさほど多くない。