ドイツでの買い物や飲食の注意点(メモ)

旅行・外出

このページは、私が羽田空港からヘルシンキ空港乗り継ぎでドイツ・デュッセルドルフに行き、同じコースで日本に帰国したときの記録です。たまたまそうであった、ということも含まれるし、時間の経過で変化していることもあるかと思います。個人的な記録として作成したものなので、一つの例としてご覧ください。(2026年5月7日)

ユーロへの両替について

一般的にユーロの両替は、現地(ヨーロッパ)よりも日本国内の空港で行う方がレートが良い傾向にあります。そのため、羽田空港で当面必要な分を準備しておくのがおすすめです。

1. 羽田空港(出発前)

第3ターミナル(国際線)には、出発ロビーや搭乗ゲート内に複数の両替所があります。

  • 3階 出発ロビー(チェックインカウンター付近)
    • みずほ銀行 / SBJ銀行 / トラベレックスなどが並んでいます。
    • 24時間営業の店舗もあり、深夜・早朝便でも安心です。
  • 3階 出国エリア(出国審査通過後)
    • 搭乗ゲート付近にも複数の店舗(SBJ銀行、トラベレックスなど)があります。
    • チェックインが混んでいる場合は、出国審査を終えた後に両替するとスムーズです。

2. ヘルシンキ・ヴァンター空港(乗り継ぎ時)

乗り継ぎエリア内や到着ロビーに「FOREX」というオレンジ色の看板の両替所があります。

  • ゲート27付近(シェンゲンエリア入ってすぐ)
    • 営業時間:4:30 – 21:00(毎日)
  • 到着ロビー(手荷物受取所を抜けた先)
    • 営業時間:5:00 – 23:45(毎日)
  • ATMでのキャッシング
    • 「Otto.」という名前の青いATMが空港内に点在しており、クレジットカードでのキャッシングも可能です。

3. デュッセルドルフ空港(到着後)

Prosegur Change」という両替所がメインとなります。

  • 出発・到着レベル(一般エリア)
    • 到着ロビー中央付近(Arrival level)にあります。
    • 営業時間:8:00 – 最終便到着まで(毎日)
  • 保安検査エリア内
    • ピアA、B、Cそれぞれの搭乗エリア付近にも窓口があります。
    • 営業時間:5:00頃 – 21:00頃(毎日)
  • ATM
    • 「Sparkasse」などの銀行ATMが到着ロビーにあり、ここでもキャッシングが可能です。

両替のアドバイス

  • おすすめのタイミング: 日本(羽田)で数日分の現金(チップや小銭が必要な場面用)を両替し、現地ではクレジットカード決済をメインにするのが最も効率的でレートの損失も少なくなります。
  • 少額紙幣を混ぜる: 5ユーロや10ユーロなどの少額紙幣を多めに持っておくと、トラムの切符購入や小さなお店での支払いに便利です。
  • パスポート: 現地(ヘルシンキやデュッセルドルフ)の窓口で両替する際は、身分証明書としてパスポートの提示を求められることがあるので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
  • 現地ホテルでも両替できますが、手数料が若干高い(レートが悪い)可能性があります。

チップの習慣について

チップは日本にはない習慣なので、慣れないと少し戸惑いますよね。

ヘルシンキ空港(フィンランド)の場合

フィンランドは基本的に「チップ不要」の国です。

  • チップの有無: サービス料が料金に含まれているため、支払う必要はありません。現地の人は、空港のカフェやファストフードでチップを残すことはまずありません。
  • タッチ決済のとき:
    • 金額が提示されたら、そのままiPhoneやカードをかざすだけです。
    • 稀に端末に「Tip?」という選択肢が出ることもありますが、「No」や「0%」を選んで大丈夫です。スタッフも期待していないので、気まずく思う必要はありません。

デュッセルドルフの場合

ドイツは「端数を切り上げる程度のチップ(Trinkgeld)」の文化があります。ただし、場所によって異なります。

  • カウンター注文(セルフサービス):
    • レジで注文して自分で運ぶカフェなどは、チップは不要です。
  • テーブルサービス(レストラン・パブ):
    • スタッフが注文を取りに来て、料理を運んでくれる店(「Hausmann’s」など)では、5〜10%程度のチップがスマートです。
  • タッチ決済のとき:
    1. スタッフが持ってくる端末に、あらかじめ「チップを含めた合計金額」を入力してもらうのがドイツ流です。
    2. 例えば、会計が18.5ユーロなら、iPhoneをかざす前にスタッフに「20 Euros, please(トゥエンティ・ユーロズ、プリーズ)」と伝えます。
    3. スタッフが端末に「20.00」と入力するので、それを見てからタッチします。
    4. 最近は端末に「7% / 10% / 15% / No Tip」と選択肢が出るタイプも増えています。その場合は画面で好きなボタンを選んでからタッチしてください。

支払いが終わったら、笑顔で “Thank you” (ヘルシンキなら “Kiitos(キートス)”、ドイツなら “Danke(ダンケ)”) と伝えるのが、何よりのスマートなマナーです。

免税品を買ったとき

お店から免税書類をもらいます。「免税書類」とは、ドイツで買い物をした際、支払った代金に含まれる付加価値税(VAT:ドイツでは通常19%)を後で返してもらうための書類です。

免税書類がもらえる条件

すべてのお店で自動的にもらえるわけではありません。以下の条件を満たす必要があります。

  • 金額の条件: 1つのお店での1日の買い上げ合計金額が 50.01ユーロ以上 であること。
  • お店の条件: そのお店が「Tax Free(免税)」の取り扱い店であること。
    • 百貨店や高級ブランド店、観光地の大きなお土産屋さんはほぼ対応していますが、小さな商店やスーパーでは対応していないこともあります。店頭に「Global Blue」や「Planet」といったロゴマークがあるのが目印です。
  • 持ち出しの条件: 購入した商品を、未使用・未開封のまま、3ヶ月以内にEU圏外(日本)へ持ち出すこと。
    • 注意: 現地で使ってしまったり、食べてしまったりしたものは対象外です。

書類をもらう際の手順

お会計の際、レジで自分から伝える必要があります。

  1. 「Tax Free, please(タックスフリー、プリーズ)」 と伝えます。
  2. パスポートを提示します(原本が必要です。コピーでは断られることもあります)。
  3. 店員さんが専用の書類(免税フォーム)を発行してくれます。
  4. レシートの原本をその書類にホチキス留め、あるいは同封して渡されます。
    • 重要: この「書類」と「レシート原本」が揃っていないと、空港で払い戻しが受けられません。

空港でスタンプをもらう

書類を持っているだけではお金は戻ってきません。

  • 最終出国地(ヘルシンキ)の税関で、書類にスタンプ(輸出証明印)をもらう必要があります。
  • スタンプをもらう際は、「未使用の商品」「パスポート」「搭乗券」「免税書類」を提示します。
  • スタンプをもらった後、空港内にある払い戻しカウンター(Global Blueなど)へ行くと、現金(ユーロなど)で受け取るか、クレジットカードへの返金を依頼できます。
  • 19%の税金が丸々戻ってくるわけではなく、代行会社の手数料が差し引かれ、実際には10%〜14%程度が戻ってくるイメージです。
  • 「Global Blue」などのアプリをiPhoneに入れておき、会員登録を済ませておくと、お店での書類作成がQRコードのスキャンだけで済むことがあり、非常にスムーズです。