2026年10月26日の日記
先日、同年輩の知人が「どうも記憶が怪しくなってきた」と呟いた。私は「いや、私も同じだ。歳を取れば仕方ない」と応じた。追従ではなく、実際、以前より気になっているのだ。
たとえば「これは後で調べておこう」と思った刹那、その「これは何だったか」が記憶から消えていることがある。だいたいは何とか思い出すのだが、これはいよいよ“あれ”の前触れか、と思うこともある。
とは言っても、さほど気に病んでいるのではない。というのは、私は若い頃から、記憶力については自信がなかった。とりわけ、人の名を覚えるのが苦手で、顔を覚えるのも苦手だった。道ですれ違った人に深々と頭を下げられ、「さて誰であったか」と思いながら、こちらはさらに深々と頭を下げ返したことがある。その者が最近入った新入社員と知ったのは翌日のことだった。
今日の日付や曜日も昔から心許ない。書類に日付を記入する段となって「さて今日は何日であったか」と独りごちるのは常のことだった。
なので、近年の物忘れもまた、「元々そうであった」と思えるのだ。少しばかり進行した程度である。であればさして嘆くこともない。対策は昔からメモである。
「メモに頼りすぎれば記憶力が鈍る」という説もあるが、まずは大事なことを忘れないのが大事だ。
今日のメモ
今日は一日中曇り空だった。干し柿を追加で30個ほどこしらえた。
