2025年4月1日 火曜日

日記

四月になり申したな。
日々の暮らしに明確な境目があるわけでもござらぬのに、暦が改まるというのは不思議なもので、「さて新たな月か」と、つい気持ちもしゃんとするような気がいたしまする。

思えば三月――あっという間に過ぎたような心地がいたしましたな。大雪に追われ、朝夕に雪かきの鍬を振るっておった頃より、雪が解けて地面が顔を出すようになった今の方が、なぜか時が速く駆け抜けていく。これはいかなる理か。

さて、本日は朝の冷え込みこそ厳しく、気温は氷点下四度にまで下がったものの、これから先の十日間には、どうやら“氷点下”という言葉は見当たらぬようにござる。
ようやく春が本腰を入れてやって来たということでござろう。


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