日記

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2025年3月5日の日記 啓蟄

本日は「啓蟄(けいちつ)」という日とのこと。虫けらどもが土の下より這い出でる折、というそうな。なるほど、言われてみれば合点のゆくこともある。去る土曜、空に雪虫のようなものが飛んでおるのを見かけた。昨日は家の中にて、蜘蛛一匹、ひょっこり現れお...
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2025年3月4日の日記 久しぶりの散歩

雪になるとは、昨夜の予報には申していなかったが、今朝目覚めてみれば、庭先に一寸ばかりの雪が積もっていた。されど日が高くなるにつれ、昼にはすっかり解けてしまった。本日は雪かきの手間もなく、ひさしぶりに家の近所を散歩した。少々早足にて三十分、良...
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2025年3月3日の日記 花粉症

昨日あたりより、どうにも花粉が飛び始めた気配がします。目が、ほんのりと違和感を訴えている。さて、本日は「ひな祭り」。殊更に何かをするわけではないが、いつの頃からか、晩ごはんにはちらし寿司をこしらえるのが習いとなった。季節のうつろいを食にて感...
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2025年3月2日の日記 転倒

少し前のことである。歩道に除雪が入り、久方ぶりに道が開けたゆえ、「これは良き機会」と、早足にて歩き出したのだ。しかし、喜び勇んでおったのが災いしたか、歩道の一部が盛り上がっているのに気づかず、足を引っかけて転んでしまった。これがまた、なかな...
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2025年3月1日の日記 忘れ物

弥生三月に入りた。睦月・如月と雪に悩まされ続けたが、これから先は、仮に降る日があろうとも、さすがに大雪が長く続くことはあるまい――と、淡き期待を抱いているところである。さて、今日は「忘れ物」について、ひと筆記しておきたくた。このところ、物忘...
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2025年2月28日の日記 日本酒を嗜む異国の人

本日は朝より好天に恵まれ、久方ぶりに気温十度に達した。春の兆しがようやく肌に感じられる一日であった。さて、先日、新幹線に乗る機会があった。隣席には異国の御仁が座しており、しばらくしてから車内販売にて日本酒を買い求め、嬉しげに飲み始めた。「ほ...
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2025年2月27日の日記 大丈夫か

先日、バスに乗ろうとした折のこと。私の前に並んでおった御仁が、入口の段差に足を取られ、つまずいて倒れ込んだ。「これは痛かろうな……」と胸中に思い、「大丈夫か」と声をかけたのだが――これは愚問であった。「大丈夫か」と問われれば、大概の者は「大...
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2025年2月26日の日記 消流雪溝

本日は、雨にて消流雪溝(しょうりゅうせつこう)の雪がいくらか流れ始めていた。私がその流れに便乗いたし、道路脇に積もった雪を少しばかり溝へと運んでおったところ、背後より、「流雪溝は使う時間が決まっているのではないか」と、やや叱るような調子の声...
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2025年2月25日の日記 漏電遮断器

今朝方のこと――部屋の明かりが灯らぬ。さては停電かと外を見やれば、近隣の家々は明るい。どうやら、うちばかりの不調と見えた。懐中灯を手に、配電盤を確かめたところ、「漏電遮断器」が落ちている。元に戻すのはたやすいことながら、これが本当に漏電であ...
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2025年2月24日の日記 おやつ

現役で務めに出ていた頃は、職場にて誰かからの頂き物があれば、それを一つ二つつまむ程度で、自ら進んで甘味を食すようなことはあまりなかった。しかし、今や隠居の身となり、午後の茶の折に、つい甘味などを手に取るのが習いとなってしまった。量としては、...