変わり映えしない日々の日記 2025年10月 日記 2025.09.302025.10.04 雪深い地方に住む高齢男性「かつ」の変わり映えしない日々の日記、二千二十五年十月分でござる。 2025年10月4日の日記 不調昨日より少々体の調子が優れぬ。日常の動きには差し支えござらぬが、頭が重き感じが致す。温かき茶を啜り、葛根湯を服用し、昼過ぎにはしばらく横になりて休んでおり申した。近年、寒くなり始めると例年この通りにて、季節の変わり目に体がついて行かぬ故であ... 2025年10月3日の日記 衣桁拙宅には古きものは多くはござらぬが、衣桁(いこう)が一基ある。衣桁とは、着物を懸けておくための、鳥居の如き形をした調度品でござるな。一枚にて立ちたる衝立式と、中央の蝶番にて二枚に折り畳む屏風式がある由。拙者が持つは、この屏風式で候。黒き塗り... 2025年10月2日の日記 旬のもの十月は味覚の秋と申し、食の話題に事欠かぬ。特に果物の豊富に出回るは、まことに嬉しきことにござる。「旬のものが一番美味い」と誰もが申す。然り、これに異論はござらぬ。されど、拙者には少々複雑なる思いもあるものよ。思えば、幼少の頃は、物資乏しく、... 2025年10月1日の日記 ページ区切り今日から十月に入り申した。昨日、このサイトとは別なブログにて、記事を認めており申したら、どうにも長文になり過ぎ、まことに読みにくいであろうと案じ入ってしもうた。いかにせんと思案投げ首であった折、ふと、他所様のブログ記事にて、一つの記事を分割... 変わり映えしない日々の日記かつて一度、ブログで日記風のものを書いたことがござる。しかし、あまり続かず、筆が途絶えがちになりそのうちそのブログも止めてしまい申した。今回も、またぞろ同じ道を辿るやも知れぬが、懲りもせず、もう一度始めることに致した。この度は、昔の侍言葉で...