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2024年12月12日の日記 小原庄助

小原庄助殿は、なにゆえ身上を潰したかと言えば、朝寝、朝酒、朝湯を殊のほか好み、その果てに家産を傾けたとな。私も若いとき――と申しても四十のころだがも――休日にはゆるりと構えたく思い、小原庄助殿に倣うて朝酒を試みた。さぞ快く、心安らぐものと存...
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2024年12月11日の日記 フェイスブック

私が、フェイスブックを始めし折のことである。いざ文をしたためようにしたれども、さて何を書けばよいものやら、思案に暮れた。結局は、どこぞへ出向いた折の絵姿や、外にて飯を喰うた折の絵姿などを載せ、まことに茶を濁すような真似にて始めた。ある折、身...
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2024年12月10日の日記 病院

久方ぶりに相見えし同年配の知人より、このたびは心の臓を患い通院致しているとの由、承りた。道の傍にて息苦しくなり、座り込みた折より、さすがに病院へ参ったという。前々より背中に痛み覚え、「もしや心の臓か」との疑いありながら、つい先延ばし致してい...
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2024年12月9日の日記 日帰り旅

空のご機嫌麗しくなると、自然と「いざ遠乗りしたき」との思い、胸の内に湧き起こるものなり。とは申せ、出向く先は大概、県の内に限られ申す。朝餉をとりてより出立し、暮れの刻には戻るのである。日帰り旅である。立ち寄る所と言えば、古き御建築や、歴史・...
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2024年12月8日の日記 大人の休日倶楽部パス

今年より「大人の休日倶楽部」なるものに入会仕りた。年格好にては、はや幾年前より入ること叶うたれども、「遠く江戸のあたりへ来ることなど、年に一度あるかないか。そのうえ年会費を払うほどの甲斐はあるまい」と、ついぞ縁遠くしていた次第。加えてビュー...
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2024年12月7日の日記 靴下

「近ごろ寒さ厳しき折、寝床において足元冷ゆるなり」との話の中にて、「いっそ靴下を履いて寝入りなされ」という者がおり、私は、少なくない面食らいた。もとより、寝るときに靴下など履くはよろしくないと、親より言い聞かされしがゆえ、それを頑なに守りき...
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2024年12月6日の日記 Googleレンズ

Googleレンズという道具、近頃なかなかの働きを見せ申すな。現物の品や絵図面などあれば、いちいち文字を打ち込むより、はるかに手軽に探り当てられるとは、誠に便利の至りであった。そもそもは道端に咲く草花の名を知りとうて、ためしに使いしが、今で...
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2024年12月5日の日記 青春18切符

このたび「青春十八きっぷ」という、JRの普通・快速列車を乗り放題とする切符の使い勝手がいささか変更されたと聞いて、あらためて心得をまとめた。これまでの十八きっぷは、一人で五日分使うもよし、仲間と分かち合い用いるもよし、日を飛ばして旅の間に休...
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2024年12月4日の日記 吾妻鏡 ― 鎌倉幕府『正史』の虚実

このたび「吾妻鏡 ― 鎌倉幕府『正史』の虚実」という書を拝読仕りた。藪本勝治殿の著にて、中公新書より世に出されしものである。源頼朝公の挙兵にはじまり、平家追討、奥州合戦、さらには比企氏の乱、和田合戦、実朝公暗殺、承久の乱、宝治合戦に至るまで...
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2024年12月3日の日記 メモ

私は、もとより「成すべきことはすぐに成すべし」との心得にて、これまで心がけて行った。しかし、ある程度年を重ねしのちには、いかに些細に見ゆる事柄とて、あえて急がず後回しにすることも増えた。拙速にて失敗を重ねし経験より、まずは一度間を置き、冷静...